執拗に届く迷惑メール。
本当に必要なメールと不要な迷惑メールをより分けるのも面倒な作業です。
この「POPFile」は、ベイズ理論を利用して、 迷惑メールを振り分けてくれます。
「POPFile」は、POPプロキシーサーバーソフトとして機能します。
メール受信の流れは、
プロバイダー等のPOP サーバ → メールソフト
から、
プロバイダー等のPOP サーバ → POPFile(POPプロキシーサーバー) → メールソフト
となります。
このPOPプロキシーサーバー部分で、ベイズ理論に基づいてメールの振り分けが行われます。 メールのヘッダーや本文の単語を分析し、 同様の単語を多く含むメールをジャンルに分類してくれます。
そのPOPFileで付けたジャンルをメールソフト側で振り分け処理すれば、 迷惑メールを一箇所に集めることができます。
私の場合は、POPFile 側で「span」 ジャンルに設定したものを、メールソフト側で「SPAN」 というフォルダを作成しておき、そこに振り分け処理をするように設定しています。
使い始めた当初は、間違ったジャンル分けをすることがありますが、 こまめに正しいジャンルに設定し直していくと正確さが増してきます。
最近はほとんど間違わずに、つまり、意図した通りに、 振り分けしてくれるので迷惑メールの処理がかなり楽になりました。
迷惑メールのために、時間を割くなんて本当に無駄な時間ですね。
ちまちまとより分け作業ではなく、迷惑メールを一気に削除しましょう!
ちょっと快感です(笑)。
JP
POPFileDocumentationProject
http://popfile.sourceforge.net/cgi-bin/wiki.pl?JP_POPFileDocumentationProject
ベイズ理論の詳細は「スパム対策に欠かせないベイズ理論とは?」に出ています。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0502/07/news069.html
※補足説明
メールアカウントの情報は、デフォルトでは、
C:\Documents and Settings\(ユーザー名) \Application Data\POPFile
の中にある、「expconfig.txt」に、メールアカウントの情報を格納しています。 変更した場合の情報は、「expchanges.txt」に格納されています。